さてさて、ハワイで購入してきたSonny Dのウクレレ、もともとghsの弦が張られていましたが、3弦が金属弦なので、交換をしてみることにしました。
金属弦とナイロン弦では響きが違うのと、金属弦はすぐに磨り減ってしまうので、できれば金属弦は使いたくないのです。
そして、弦高が少し高すぎるので、ブリッジを交換してみることにしました。
幸い、ブリッジに使われているプラスチックのようなものは、接着されておらず、弦を緩めたら簡単にはずすことができました。
このブリッジは何か特殊な素材なのか、それともただのプラスチックなのか、ナゾです。
今回は、ハンズでコクタンの木片を買ってきて、ブリッジに加工しました。
ブリッジでも音色変わるはずだから、いろいろ試してみたいところですが、かなりの手間がかかるので、今回はコクタン一発勝負です。
どれも、金属弦なしのテナー用4弦セットです。
KAMAKA: Black Nylon
Ko’olau: Clear Nylon
ORCAS: Black Fluoro Carbon
Worth: Brown Fluoro Carbon
結論としては、やはり最初のghsが一番あっているような気がしました。
KAMAKAは少しぼんやりした音の芯と、それにかぶさるシャリシャリしたアタックが聞こえます。悪くはないのだけれど、「普通の軽い音のウクレレ」になってしまう感じがします。
Ko’olauは、艶のある音色です。が、Sonny-Dとは合わないかも?
ORCASは、Fluoro Carbon特有のコシの強さのようなものが感じられましたが、少し線が細い音色に感じました。WorthもORCASよりは柔軟性があるものの、基本的に同系統。
対して、最初のghsでは、高周波のぱりぱりした成分がなく、ぽろぽろとした音色のみが強調されるような感じがします。
しばらくはghsの弦でやっていこうと思います。