Hallstatt WBSE-850の弦を変えてみた(アップライトベースの弦交換)

エレクトリックアップライトベース、Hallstatt WBSE-850、基本的に悪くはないのだけれど、よっぽど気を付けて(具体的には指を寝かせた状態で)ピチカートしないと「びよ~ん」て音になりやすいのと、弓弾きの音改善にならないかと、弓を変えてみました。

変えたのは、D’AddarioのHELICORE ORCHESTRAL (Medium Tension)というものです。

その結果、、、こうなっちゃいました。

気付いたら、駒の部分が前傾な感じになっちゃっていたのです。
もともとついている弦は、Hallstattの専用弦ですが、これとテンションが違うんでしょうね、きっと。確かに、弦の張替時点で、結構テンション違うな、と思っていましたが、、、

さすがにこれはまずいと思い、もう少しテンションが軽いものに変更しました。今度は、同じくD’AddarioのHELICORE HYBRID (Light Tension) というもので。

駒の傾きを直すべく、(通常のコントラバスではやってはいけない)弦を全外しで確認してみたところ、、、こんな感じの仕組みになってました。

こちらも駒部分は接着等されておらず、置いてあるだけなんですね。そして、おそらくピエゾのピックアップに該当するのが穴の中に見える金属の紐っぽい部分?ここの圧力で音を検知しているものと思われます。
状況としては、駒の底面にこの金属が若干食い込み気味になって駒が傾いてしまっていました。

なお、駒の下に見える4つ穴の金属板は、下部の弦の端を止めるところにあるものです。こちらも挟まっているだけでした。

どこかが曲がってしまったかと心配していましたが、そうでもなかったので、少し金属部分など微調整したうえで駒を置き、駒の傾きなども確認しながら張替えたところ、無事に傾きも元に戻りました。

ただ、、、Hybrid の Light Tension だとやっぱり音がちょっと「びよ~ん」って感じなんですよね。
特にG弦が。

今度、G弦だけもともと使っていた Orchestral に変えてみようかと思ってます。

ちなみに以下の通り、Orchestral Medium Tension は Hybrid Light Tension に比べて結構テンションが低いのですが、G弦だけで言うと、Orchestral Medium TensionのG弦のテンションが、Hybrid Light Tensionの他の弦のテンションと比較的近いように見えます。結果は別途。。。

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