Victor EX-AR7 続報

DVDミニコンポVictor EX-AR7を購入して2ヶ月ほど経過。
(以前の投稿はこちらを参照

前よりもなじんだかと、久しぶりにちょっと聴き比べをしてみた。

音源は、Kenny Garrettの”Simply Said”。
私の好きなサックス奏者Kenny Garrettの作品で、かつ、一部の曲にはMarcus MillerやPat Methenyが参加している贅沢なアルバムである。

聴き比べの対象は、ONKYOのDVDミニコンポONKYO FR-SX7DV。
DVDミニコンポにMDまでついたシステムで、2003年発売の希望小売価格94,500円。
決して悪くはないお手ごろシステムだと思うが、さすがに時代の進歩からは少々後れている感がある。

この2ヶ月で、EX-AR7はやはり中低音の厚みが違うと感じていたものの、いざ同じCDを比べてみると、一番大きいのは、バスドラの音だった。
安いミニコンポなどではよくあるように、バスドラの音は「タン」という音になってしまうのだが、EX-AR7では、「ドン」に聴こえる。ちなみに、もっと良いクラスのものでは「ズン」と響くはずで、それには及ばないのも事実だが。(音色の表現が難しい。。。)

前にも書いたが、この機種の最大の特徴は、「このサイズでこの音」だから、そこは気にしてはいけない。

その他、やはり全般的に、音の厚みというか、密度が高いのが特徴に感じる。ある程度の音量での音の充実感がまったく違ってくる。
以前は低音がちょっと強すぎるか、とも感じたが、締まって来たのか、単に慣れたのか、それほど気にならなくなった。

逆に高音部分については、あまりがちゃがちゃ鳴らないが、ONKYOもそれほど高音は鳴らない部類なので、あまり比較にはならないか。
ただ全体的な落ち着き感は、やはりEX-AR7に軍配。

全体的に音の重心が低くなるようなイメージがあるので、ふわっとした軽い表現は苦手なように感じた。まぁそういうのはあんまり聴かないけど(笑)

あと、リスニングポイントや、コンポの配置環境にも注意が必要そうだ。
環境によっては、変に部屋やどこかのスペースと共振して無駄に響いて聴きずらくなってしまいそう。

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