先日、ずーっとうちにあったミニコンポ、KENWOOD ALLORA XE7を友人に譲りました。
なんと、1991年発売らしく、まぁ発売直後に買ってはいないだろうけどそれでもすでに15年以上も前の商品。私が最初に買ってもらった（そして、買ってもらったという意味では最後でもある）ミニコンポです。（Wikipediaによると、正確にはミニミニコンポらしいですが。）

最近では、もっとサイズの小さいほうを普段使いしていて、ほとんど電源すら入れていなかったのだけれど、15年以上経った今でも、故障もなく元気に動いておりました。
不具合といえば、表面のつや消しゴム的な加工が、経年劣化によって、強くこするとはがれてしまう、あるいは、手で触ると少々ベタベタする、というところと、DISPLAYのところのプラスチックカバーが重力によりずり落ちてきていた（こちらはぎゅっと直したら直った）くらい。

うちを去る前に最後にちょっと音楽をかけてみたんだけれど、やはり最近のミニコンポよりも一回り大きい、そこそこの大きさのあるスピーカーの余裕と、昔のドンシャリ系というか、なんとも言えない主張のある音。
今使っていたのが、ONKYOのどちらかというとおとなしい感じのスピーカーだったので、懐かしさと、低音の魅力を久しぶりに思い起こしました。

願わくば、元気に余生を送ってほしいものです。