(記事をお読みの前に、、、)
この記事はなるべく状況を細かく記載するように意識しながら書いています。
そのため、何が起こるかわからないという旅の一つの楽しみ方に対しては、
ネタバレ的なところを含むかもしれません。
上記についてご理解の上お読みください。また、本記事の内容は個人的な経験や感想であり、
内容の正しさを保証するものではありません。
時間や価格、適切な方法でご確認いただけるようお願いします。
2日目:ウスリースクへ普通電車の旅
2日目のメインイベントは、シベリア鉄道に乗ってウスリースクへの移動。
うちのヨメが昔からシベリア鉄道に乗りたかったらしく、今回の旅の
主目的はこれのようです。(ちなみに私は電車にはあまり興味ありません。)
ただし、行きは普通電車、帰りに長距離電車の1等車というコースでした。
朝食はホテルの朝食。
薄めのトーストと、ゆでたまご、そしてブリヌイ(クレープのようなもの)。
この3セットはその後泊まるホテルでもまったく同じものがありました。
あとは、ヨーグルト(フルーツ味)、ソーセージ(やわらかい)、
チーズ、ハム、といった感じ。あと、シリアルとかもありましたね。
これがロシアホテルの定番なんでしょうか。3日目に泊まるホテルでも
ほぼ同じ内容だったのが印象的です。
なお、ブリヌイは、通常のと甘いのがあります。
通常のは中身がハム・チーズ。甘いのは、、、やっぱりハム・チーズ?
でも確かに甘いほうは少し甘いです。といってもデザートというほどでも
なく、どちらも美味。結局私は朝食はこれメインで食べていました。
泊まっていたTeplo Hotelは駅から近く、便利です(電車に乗るなら)。
駅の向こう側には船着き場があり、大きな船が停泊していました。
またその近くの建物にはお土産物屋さんがたくさん。結局今回はほぼ
素通りでそこでは買い物しませんでしたが、、、
そして、ウスリースク行のチケット購入へ。
駅舎への入場はセキュリティゲートがあり、荷物などを通すチェックに
通す必要があります。まぁ空港に比べたら緩めですが。
↓ウラジオストク駅天井の絵。
ウスリースク行のチケットは、2階です。
看板をみて「Ticket」と表示があるのを見て最初地下に降りたのですが、
そちらはどうやら違う電車のチケットの模様。ウスリースクに行くのは
「Suburban Ticket」と書いてある2階のほうでした。
地下の窓口で同じようにウスリースク行のチケットを探す人もちらほら。
そのうちの1組は日本人の女性2人組で、この後何度か道中で遭遇する
ことになります。。。
同じようなことを考える人がいるようですね。
地下からエスカレーターもない階段を2階まで再度上り、自販機で
チケット購入に成功。
しかしここで安心できないのが海外の鉄道です。
時刻表示などされている掲示板を見ると、おそらくホーム番号っぽい
ところが、最初は「?」の表示。まだどこに停まるか決まっていないの
かなぁ?なんて考えつつ、そのロシア語をGoogle翻訳にかけると
「方法」???ほんとにホームはそこでよいのか?なんて考えていると
「?」が「15」に変わりました。
ん??15??
周りを見渡しても、ホームの番号は1~5,6くらいまでしか見当たらない。
時間も近づくので駅の人に聞くと、、、「外へ出て外から回れ」とのこと。
なんと、駅の外のホームの上の橋は自由に入れますが、そこからホームに
降りるようです。駅のセキュリティとはいったい??
なんとかたどり着いたホーム番号は4番。この番号の関連性がわかんない!!
そんなこんなでぎりぎりになってしまったところ、すでに電車はほぼ満員。
なんとか座れましたが、全員は座れないくらいの込み具合でした。
時期的な問題もあるかもしれませんがね。
電車が出発してしばらくすると、女性車掌さんが回ってきてチケットの確認。
こんな多くの人のチケットを確認するのも大変です。と同時に、その後の
駅で乗ってくる人のチケットも時々確認に来るのですが、最初からの人と
区別着くのかしら??
ウスリースクは「隣町」と言われていますが、電車で2時間半ほどかかります。
電車もそんなに速くないし、たくさん駅も停まります。
行きに乗ったのは普通電車で、対面式の座席です。荷物を置く場所もそんなに
なく、スーツケース持参の我々は小さくなって外を眺めつつの旅。
ちなみに前に座っていたおばさまはかなりのサイズ感。さすがロシア、大きな
方もたくさんいらっしゃいます。
この鉄道での駅名で特徴的なのは、9232km みたいな駅名。モスクワからの
距離がそのまま駅名になっているようです。最初はケーエムってなんだ?とか
思いました。
電車の走行中は携帯電波もあまり届かないところがあるらしく、GPSも
不安定でした。途中にはアイスを手持ちで売りに来るおばさんがいたりして
なんかのどかな気分になります。
2時間半の旅を終えるとウスリースクに到着。
ホテルのある市街地までは、徒歩で行けるのですが、20分ほどかかります。
我々は気にせず歩くタイプですが、大きなスーツケースなどお持ちの場合は
少し大変かも?
何せ、道の舗装はお世辞にもあまりよくありません。
おっきな穴が開いていたり、滑らかに斜めっていたり、、、
「元」舗装道やね、みたいな砂利道だったり、、、
(でも基本はこのな感じで、スーツケース転がせます。)
というのも、その後道を歩いていて気付くのですが、こちらではまだ手作業で
アスファルトを敷いているようなのです。
スコップでアスファルトを道にばらまき、大きなローラーを手で引いて均す、
という光景を何度か見ました。縁石も手作業で交換してましたね。。。
日本ではなかなか見ない気がするので、印象的です。
途中渡る橋の前に、こんな標識が。
歩いて行かないと渡れないけど、人はダメ的に見えますね。なんだこれは?
まぁみんな歩いているので気にしないことに、、、
橋を越えて少し行くと、本日の宿、oasis hotelへ到着です。
とはいっても、Mapで見て最初探したのは裏側で、見つけられず。
大通り側に入口がありました。
ウスリースクホテルが有名のようですが、こちらのほうが少し安くて、
受付のお姉さんはまったく英語も通じませんでしたが快適でした。
Google翻訳大先生、助かります。
ウスリースクはウラジオストクと比べて田舎町です。
我々が参考にしていた「地球の歩き方」だと、おすすめの場所が数か所しか
載っていないという、、、
なので、とりあえずはその数か所へ向かってみることにします。
まずは、腹ごしらえ、、ということで、オープンな感じで入りやすかった
カフェへ。
たぶんこのSkazkaというところ。
店の外側にオープンエアなエリアがあって、そこでランチ。
メニューはiPhone。そして、英語表記にしてくれたものの、メニュー名は空欄。
写真と値段のみで選択するという状況。さらに!最初に表示されたのは
メインディッシュのようなもののみで、「飲み物はどこ?」と聞いたら、
別のページに変更してくれた。なんと、左側にメニューがあるのだが、
それがロシア語でしか表示されないという難易度高の仕様でした。
それを発見したので、メニューを切り替えながらセットっぽいものを注文。
一人350pでセットでお得。5種類あったからひとつずつ選んだら、「これしか
ない」とふたりとも同じものになりました。日替わり的なやつかな?
こちらでの支払い方法、Cashの場合は、チップの関係もあるのか、お金を
置いておくというやり方が主流なんですかね?
ケースを持ってきてそこにレシートが入っており、そこの中にお金を入れて
席を立つというシステムでした。こんな関係もあり、細かめのお金は常に
手元にあるようにしておいたほうが良いです。1000p札だけとかだとつらい。
このお店の箱はなんともおしゃれな箱でした。
さて、お散歩継続です。
ガイドに載っている1件は公園。
載ってたアイラブウスリースク的なの、ありました。
ちなみにここに行く途中にまたウラジオストク駅であった2人組に遭遇。
やっぱ、おんなじガイド見てますね(笑)
その後、スーパーに寄り道しながら、やはりガイドに乗っていた市場へ。
こちらはそこまで惹かれるものもなく。。。
あ、ガイドに載っていた肉屋のおじさん、いました(笑)
あまり見るところもなさそうなので、スーパーの物色に時間をかける
ことに。
日本の商品がそのまま売っていたりもします。
やっぱり総菜がいろいろと売っているので、言葉は通じませんが身振り
手振りでいくつか購入。ペリメニっぽいのを2個だけくれと言ったら、
「そんな少しだけ!?」みたいにものすごくびっくりされました。
だって、いろいろと種類を食べたいんだもの。
ピロシキも購入。中に何が入っているかは買ってからのお楽しみ。
ロシア語だとまったくわかりません。(あえて翻訳せずに買う人)
それから、生ハムの並びに謎の白い物体を発見。
後で調べたところ、どうやらこれも「サーロ」というあちらの特徴的な
食べ物の模様。
なんだかわからなかったけど、興味本位で購入。だけど、さすがに
脂だけのところは避け、少し肉もあるもので。
という感じで、いろいろと買い込んでホテルで晩餐です。
・ロシアのビール:前日とまた違うものを
・ピロシキとか、チーズとかいろいろ:ビーツのサラダっぽいのを買ったら、下にニシンの酢漬けが。美味しかった。あと、ピロシキの片方はなんと中からお米っぽいものが。そちらは味のフォーカスがぼけた感じであまりお好みでなかったです。もう一個は普通の総菜っぽいものでした。
・スモークサーモンの並びにあった、謎の魚:塩が強めで淡白なお味
・生ハムの並びにあった、謎の脂ギッシュ塩漬け:かなり塩が強い
・アゼルバイジャンのワイン:結構甘めだった。スーパーで売ってたロシア(周辺の)ワインでは一番高めで1000円(500p)くらい。安いのは200p以下だった。
・謎の茶色の飲料。水と同じメーカーだが、、、コーラっぽい味だがちょっと違う。
ウスリースク周辺のホテル
Booking.com