大学生のころだったか、「わが心のスイング(Swing On My Mind)」というアルバムを聴いてから、大好きな曲、鈴懸の径(すずかけのみち)。
鈴木章治とリズム・エースの演奏で有名な曲である。
もともとは3拍子の歌謡曲を、鈴木章治が4拍子のジャズにアレンジしたらしい。
この前アマゾンで、偶然鈴木章治のベスト版アルバムを見つけ、購入したところ、鈴懸の径が2つ入っていた。
しかも、どちらも、知らない録音。
実は、これまで私が聴いていたアルバムSwing On My Mindは、ベニー・グッドマンへのトリビュートアルバムで、1988年の録音らしい。
最初にヒットした鈴懸の径は、なんと、1957年の録音。録音の音質にも時代を感じる演奏である。そして驚いたことに、マイナスワンCDに入っている鈴懸の径のソロ部分は、この録音のソロを採譜したものであることが判明。。。知らなかった。。。。
そして同じCDに入っていた鈴懸の径(新録音)は、1982年の録音。
最初の録音と同じく、もう一人のクラリネットは、ピーナッツ・ハッコー。
面白い名前だが(^^;)、ベニー・グッドマンの楽団で、ベニー・グッドマンも腕前を賞賛していたサックス奏者(!)らしい。知らなかった。。。。
そして、25年の時を越えて同じ曲を録音するということになんとなく感慨深い思い。
そうすると、当初私が聴いていた鈴懸の径は、さらにその6年後、だいぶあたらしい録音ということになる。知らなかった。。。。
このときの相手は誰なんだろう?Webでちょいとググッてみたが、よくわからなかった。
ともあれ、この鈴懸の径、名曲なので、聴いたことがない方は、ぜひ!
ちなみに、大学3年でSing,Sing,Singのソロをやったときには、前半ソロはSwing On My Mindの演奏から頂戴しました。笑