バスクラのリガチャー、購入しました。

結果、こんな状況に（笑）

結局、WoodStoneの総銀製にしたのです。そうしたら、上の写真のように、WoodStone祭りに。。。
左から、ソプラノ・サックス用（総銀）、アルト・サックス用（ヤナギサワメタル用のブラス／金メッキ）、アルト・サックス用（セルマーラバー用のブラス／金メッキ）、クラリネット用（総銀／ピンクゴールドメッキ）、バスクラ用（総銀）です。

装着すると、こんな感じ。

いろいろなリガチャーは試してみたりしていますが、やはり私の中ではWoodStoneの評価はかなり高いみたいです。というか、安心できる。。。
特徴は、
「息がしっかり入るのに音が散らばりにくい」
これに尽きると思います。

素材やメッキにバリエーションも豊富で、音色や抵抗感も異なるものがありますし、個体差も若干あっておなじモデルでも少し抵抗感が違ったりするので、ちょうどよいものが見つけられるというのも特徴かと思います。
ちなみに昨日はバスクラのリガチャーを選ぶのに、同じ総銀のふたつでかなり迷いました。
一方は、音は非常にまとまる感じがするが、若干抵抗が強い。もう一方はまとまりは一歩譲るが、その分抵抗が少なく吹きやすい。結局、後者を選びました。
楽器は「バランス」が重要ですからね。

どのタイプにも上位ランクとして、「総銀」製のものがありますが、これがまたよいのです。
息は入って反応はよいのだけれど、音の芯がしっかりしていて粘りもある、という感じ。価格は高いですが、、、
でも、他の素材のものも、総銀には一歩譲るものの、一般的に言えばかなりの品質だと思います。特に、軽めの音色や抵抗を好む方にはオススメです。

私のセレクションで、アルト・サックスは、下地がブラスのものを買っていますが、これは下記の理由です。
・セルマー・ラバーは、ひとまず活躍の機会があまりないので、値段重視
・ヤナギサワ・メタルは、フュージョン用途なので、明るくて外向きな音色にしたかったから

ところで、これだけ並ぶと、ちょっとした違いにも気づくのでご紹介。
WoodStoneリガチャーの最大の特徴は、リードの接点が平行な２つの直線となっているところです。
で、この直線部分、ソプラノ用／ヤナギサワ・メタル用と、セルマー・ラバー用／クラ用／バスクラ用では形が違いました。
ソプラノ用／ヤナギサワ・メタル用がこちら。

そして、セルマー・ラバー用／クラ用／バスクラ用がこちら。

直線部分が、前者では丸く処理されていてリガチャーの端までは到達しておらず、後者は四角くてリガチャーの端まで到達しています。
こんなところにも何かの工夫があるんでしょうか。

それに、ソプラノ用には特徴的な中央部分の丸い切り抜きがないですしね。

そうそう、このリガチャー、リードとの接点から、マウスピースの側面に回りこむ間に、ちょっとRがきつくなっている部分があります。思うに、これがWoodStoneリガチャーの一番のポイントなのではないかと。
↓わかりますかね？

発売当初のモデルはここが普通に丸くなっており、そのときのものはもっと抵抗も強かったようです。
あまり強く締めすぎるとここが丸くなってしまい、イマイチな状況になってしまうのではないかと思ったりしています。B♭クラリネットのは長く使っているので、そろそろ同じモデルでも新しいものを試してみたいところです。

関係ないですが、マウスピースをたくさんならべたので、ついでにリードも並べてみました。
左から、ソプラノ・サックス、B♭クラリネット、アルト・サックス、バス・クラリネットです。

このマウスピースとリガチャー達だけで、総額は、、、とかは、考えないほうがよさそうです（笑）