モーツァルト:クラリネット協奏曲の話

ひとつついでに、クラリネット協奏曲の話。

バセットクラリネットの演奏のほうがよいと書いたけれども、正確には、バセットクラリネット用の楽譜は残っていない。
誰だかがふつーのクラリネット用に編曲した楽譜だけが残っていて、それをもとに誰だかが頭を悩ました結果が、今日演奏されるバセットクラリネットの演奏になっているわけだ。

だから、演奏によって、編曲の仕方が違ったりする。
この前紹介したMichael Collinsの演奏など、かなり特徴的に感じる。
けど、それもまた面白い。

この前立ち読みしたSax&Brassで、大好きなサックス奏者、ローランドカークの特集があったけれども、そこに彼が「ジャズは黒人のクラシックだ」と言ったというようなことが書いてあった。
その通りかもしれない。
そして、モーツァルトの曲は、モーツァルトの時代のポップスだ。
それぞれ演奏が少しずつ違っても問題なし。
それを許容する包容力の大きさを感じる。

なんて、よくわからない話になってしまったけど、やっぱり、、いい曲だなぁ。。。

クラリネットって、いいなぁ(笑)

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