最近は、マイナスワンCD付きの楽譜がたくさんあるので、それとあわせて録音したりするけれど、いまだにうまく行かないのがひとり二重奏。
二重奏を、普通に多重録音をするだけなのだが、相手が見えないだけで、ちょっとした入りなどが合わない。
ひとり二重奏をやる方法としては、大きく二つあるけれど、どちらも一長一短。
1.メトロノームとあわせる
→拍はあわせやすい。が、rit.等、テンポを変えることは不可能。
2.片方を吹いてから、それを聞きながらもう片方を吹く
→呼吸は合わせやすいが、そうは言っても最初に吹くほうに長い休みがあると合わない。また、そもそも同時に入るのが非常に難しい。
うまくあわせられれば面白いのが出来ると思うんだけどなぁ。
ただ最終的に良いのが出来るかどうかはともかくとして、練習になるのは確実。
1のメトロノームとあわせる方法だと、テンポはあわないわけがない、、、ハズなのに、これが合わないのだ。
しょっちゅう指摘のあることだが、長い音や休みの後が遅れたり、連続した音があると速くなったり。
二重奏として重ねてみると、これがまた顕著に分かってしまう、恐ろしい練習。
参考までに、この前録音してみたバッハのインベンションがこれです。見事なまでに、走ったり遅れたり。メトロノーム聞きながら吹いてるのに、、、><
※観賞用ではないので、あしからず。。。–;
でも、例えばEddie DanielsのアルバムBlue Bossaでは、見事なまでのひとり二重奏(フルート+バスクラ)が録音されているし。
(これは2の方法と思われる。)
なんかうまい方法ないかなぁ。とりあえず、練習か。。。
※※ちなみに、Eddie Daniels の Blue Bossa、超オススメです。バスクラリネット、クラリネット、フルートを、ギター1本の伴奏で吹きまくる。めちゃめちゃかっこいいアルバムです。